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出産・入院期 1

~1 前駆陣痛と翌早朝~

十九日の朝。明らかにこれまでと違う痛みに見舞われ、
とりあえず寝床を抜け出し居間に避難。
痛みの感覚がどんどん狭まっているというのに、
痛み自体はそんなにひどくはない。
そうこうするうち、早朝に起きちゃったせいか、
なんだかだんだん眠くなってきて……
気づけば十時ごろに寝落ちしてしまって、
そのあいだに痛みが遠のいてしまったorz

ああ、これがいわゆる前駆陣痛ってやつね……
偽物の痛みなわけね……と失望orz

その後はちょくちょくと生理痛みたいな
痛みが襲ってくるも、
規則的になる感じはなく、
フツーにご飯を食べて、フツーに就寝する羽目にorz
あ、でも近々入院になることは
間違いなさそうな気配がしたので、
サボりがちだったすね毛剃りは念入りにやりました(笑
それに最後の妊婦健診から二日間、
ずっと茶色のおりものが続いていたのもあって、
もういい加減生まないとだめじゃね?
という気分でいたというのもありましたね。


そして九時ごろに就寝し、
翌二十日の午前二時半。
下腹部、というか腰全体にビキって感じの
ひどい痛みが走り、うめき声をこらえるのがちょいつらい感じに。
寝室では一緒に両親が寝ていたので、
こんな夜中に起こしちゃうのも悪いと思い、
痛みがないときを見計らって、昨夜同様、居間へ避難。
ヒーターをつけ、こたつの中に入って、
襲ってくる痛みとの戦い。
なんだかんだ言ってこの時にはもう時間が
十分から十五分間隔になっていました。
痛みの度合いとしてはちょっと重い生理痛って感じ。
学校へ行くのが嫌になるレベル。
薬があったら迷わず飲むくらいの痛み。
そして下腹部というよりお尻が痛い。
下手したら便秘というかお腹下しているときみたいに痛い。
けど痛いのはほんの三十秒くらいで、
それが過ぎると十分はな~んの痛みもなく
フツーに動ける。不思議よね~。

んで。とりあえずヒッヒッフーしながら
朝の五時ごろまでなんとかひとりで痛みと格闘。
けども五時を過ぎるといよいよ時間も十分を切るようになって、
まだ痛みには耐えられるけど時間的にちょっとやばいよなぁ、
と思い始めたので母を起こし、病院にも連絡。
おりものの具合や破水はないこと、
おしるしっぽいものもあったこと、
なにより痛みが十分切っていることを伝えると、
「十分切ったなら入院ですね。
ここまでどれくらいの時間でこられますか?」と聞かれる。
「その気になれば十五分で行けます」と
真顔で答える私に、電話の向こうでちょっと「ぷっ」と吹き出す声が。
失笑されてしまった、とチキンなわたしはたちまち
穴があったら入りたい気分に駆られてみたりorz

とにもかくにも、着替えて昨夜の残りの
クラブサンドを食べて、お茶を飲み、
入院支度をもって産婦人科へ~。

シャワー付きの特別室と
トイレだけついている普通室と選べて、
迷わず普通室を選択。
普通室って言ったって、テレビもエアコンもあるし、
冷蔵庫だってついているんだから充分快適。
なにより完全個室ですからね。
もともと前の病院では相部屋の予定だったから、
一人部屋っていうだけでも十分贅沢な気分です。

ということであてがわれた個室に入り、
持参したマタニティパジャマに着替える。
入院案内には病院にもパジャマありますって
書いてあったけれど、結局見つけることはできなかったorz
分娩になったらそれ用の服に着替えるのかなって思ったけど、
結局そのままの格好で出産になったのには驚きでしたね。
衛生面とか、個人病院だからそんなにうるさくはしないのかな。

さてはて。
着替えて、とりあえず分娩室にて検査。
これまで入院とかしたことなかったので、
当然手術室みたいなところに入るのも初めて。
結構高いところにある狭い分娩台と、
いろんな薬やら器具やら、
なにより天井から下がるでっかいライトに
超ビビってしまうわたしorz
歯医者さんの椅子に座るのだって怖いと思うくらいなのに、
こんなライトに照らされていろいろされるなんて
恐怖を通り過ぎて絶望だわ、と今からいろいろビビりまくり。
逃げたい~、とできないことを本気で願ってみる。

そうして内診。
の前に「じゃあ今のうちに毛を剃っておくね~」と
剃刀を手にやってくる看護婦さん。
「ええええ、下の毛剃るの!?」とびっくりするわたし。
普通に「は~い」と答えながらも
「なんという羞恥プレイ……」と心はブルーだったよorz

そしてお世話になっている院長先生がやってきて、
子宮口の拡大具合を確認。
ひ~、また器具入れるの~? いや~、
と思ったけど、ぐりぐりするわけではなく、
単純に子宮口測っただけだから、
さほど痛くはなかった(安堵
この時点で子宮口は5~6センチ。

先生を待っているあいだも定期的に痛みがきて、
看護婦さんに「ふ――っ」って長く息を吐くようにと指導される。
痛みが来たら、声を出してもいいから、「ふ――っ」と
長く息を吐いて痛みを逃がす。
言われるままやってみると「上手、上手」とほめられ、
ちょっといい気分になる単純なわたし。

そして先生が去った後、
「じゃあ今のうちに浣腸しますね」と言われ、
羞恥プレイその2! と思いつつ、
「はぁい」と答えるわたし。
「浣腸ってやったことある?」
「いいえ、記憶にある限りないです」
「あのね、浣腸って入れるとほんとすぐに便意がやってくるんだ。
けど完全に便を出すためにも、
浣腸して五分くらいはうんちしないで我慢してほしいのよ。
ちょっと頑張ってみて」と言われ、
五分くらい我慢……と唱えつつ、
浣腸注入されるのを感じる。
……五分待てないホントにすぐ便意きたコレ!
と思いつつ、個室に戻ってトイレに入るわたし。
わたしの個室はちょうど分娩室の真ん前で、
歩いて五歩の距離にありました。
結局五分がまんできず、三分くらいで排便。
あー、でも溜まっていたのを出すこの感覚は気持ちいいね、やっぱりorz

そして個室に戻され、横になりつつ、
テレビ見つつ痛みと折り合いをつけていく。
ちょうどめざましテレビで占いをやっていて、
みずがめ座の運勢は、なんと最下位!
ちょっと待て、最下位ってどういうことよ、
と幸先の悪さにうへ~っという気分に。
でもこの時点ではまだ痛みもさほどではなく、
動くのがつらい生理痛という感じ。
痛み逃がしをしながらも、なにもない時間は
軽口叩けるくらいにまだまだ元気。
ぶっちゃけこの時間はまだ『出産』というものを
軽く捉えていたんだと白状するぜorz


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